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あくしぇるかの一日 inウズベキスタン

青年海外協力隊として首都タシケントで活動していた助産師のブログ

日本人墓地

先週位からぐっと寒くなってきたウズベキスタン。
最高気温一ケタ、最低気温が氷点下になってきたので、
そうそうこんな感じと昨年を思いだしています。
しかし、まだ今年は雪が1日しか降っていません。
どうなっていくのかな~今年は


さて、前にも話題にあげたことがありましたが、
ウズベキスタンには第二次大戦後、ソビエト連邦に抑留され、
強制労働をさせられている中で、
亡くなられた方々が多く眠っておられます。

ここに住んでる以上、行っておきたいと思っていて、
ようやく3つの墓地でお参りすることができました。

タシケント(ヤッカサライ)
bochi1.jpg

コーカンド
fergana-bochi.jpg

ブハラ
Buxoro-bochi.jpg

どの墓地も、ウズの方が綺麗な状態を守って下さっています。

それぞれの墓地には眠ってられる方のお名前の一覧があり、
特に、コーカンドは生まれ年、没年月日が書かれています。
21歳の若者から50代の方までおられて、
年齢も、出身地も、バラバラの方々がここにいる。

やりたいことをやれる環境にいることがどれだけ幸せなことなのか。
今できる精いっぱいで、取り組まなくちゃ。
感謝の気持ちを忘れずに、自分に甘えず、ごまかさずにやっていく。
本気でそう思い続けられる自分であり続けたい。

category: 派遣中:2012年下半期

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スザニ

ブログからすぐ遠ざかっちゃってますね…ダメダメ。
残り少ないウズ時間をちゃんと書かなくちゃと思ってるんですが、
最近、暇さえあればやっちゃってることがあります。
そして、始めちゃうと1時間なんてすぐ過ぎちゃう

それは何かと言いますと、

ウズの民芸品の一つ、スザニ。

女の子が生まれると母親が縫い始め、嫁入り道具にもたせるという、
刺繍が施された布です。
地方によって、色合いも柄も異なります。

例えば、ブハラのスザニ。
スィトラ・マヒ・ホサ宮殿にあるスザニ博物館から。
buxoro-1.jpg

こんな感じで、チクチクと一刺しずつ手作業です。
buxoro-2.jpg

たとえば、この真ん中。色の切り替わりが面白い。
buxoro-3.jpg

これは、ギジュドゥバン(ブハラの近く)のスザニ。
Buxoro-6.jpg

ここのスザニは色が優しい。
buxoro-5.jpg

写真のブハラとギジュドゥバンのスザニでは縫い目が違います。
ブハラのは、台に布を固定して、刺繍針でチェーンステッチ。
ギジュドゥバンのは、普通の針で縫っています。

例えば、ブハラの針で縫ったのはこんな感じ。
Buxoro-4.jpg

これは、ヒヴァのスザニ。
他の地方のとはちょっと違う感じがしますね。
Xiva-3.jpg

こんな感じで、手作業されてます。
Xiva-1.jpg

ここで紹介したものは手縫いのものだけですが、
機械縫いのものもあります。

刺繍されてる布も、
シルクのものやシルクと綿の混紡のもの、
機械織のものや手織りのものがあります。

刺繍している糸も、
シルクのものや化繊のもの、手染めのものがあります。

手作業が多いほど、シルクをたくさん使うほど、
年代が古いほど、高価なスザニになります。
一枚たりとも同じデザインのものはないので、まさに一期一会です。

ちなみに、たくさん見てると、
だんだん質のいいものが見分けられるようになります


そんなスザニを夏前から習い始めました。
ついこないだまで、全然進まなかったんですけど、
帰国までに仕上げるという目標が出来てから、
チクチク、ちまちまと取り組んでます。

9月30日
120930suzani.jpg

そして、今。
121121suzani.jpg

完成には、まだまだ長い道のりですが、頑張ります


しかし、もう。
これだけの写真をアップするのにどれだけ時間がかかるやら。
我が家の電波状態、ボロボロです

category: 派遣中:2012年下半期

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生命

赤ちゃんがどういう状態で生まれてくるかを、
生まれてくる前に予測するための材料が少ない。
超音波検査はしてるけど、過不足なく見れているとは言い難い。
分娩監視装置はないから、刻々と変化する胎児状態を正確に判断できない。
トラウベで胎児心音を2.3秒聞いて「元気!」と、ドクターは言うけど、
何をどう聞いて元気と判断してるのかは分からない。

だから、生まれてくるまで、
赤ちゃんの「元気」を確実に判断することは難しい。
そう、これは今までの1年8か月の活動で見えていたこと。
その結果、何が起こり得るかはイメージできていたこと。
分かっていたこと…のはずだった。

でも、現実として目の前に予測もできなかった状況が突然現れると、
どう受け止めていいのかわからなくなる。

もちろん日本でも、いろんなケースをたくさん見てきた。
大学病院勤務が長かったから、何人もの赤ちゃんを見送った。
ウズに来てからも、数人の赤ちゃんを見送った。
でも、今日のは格別。
前後のエピソードを合わせてみても、私的にはあり得ない。

なんで、こうなってしまったんだろう。
どこかで何とかできる道はなかったんだろうか。
たとえなかったとしても、
もっといい形で見送ることはできなかったんだろうか。

そして、何もできなかった自分が嫌になる。
振り返ると、できたことがあるんじゃないかって思いが募ってくる。

今日はウズで活動を始めて、一番悲しい日。
でも、これがウズベキスタンの現実。

お母さん達の回復と赤ちゃん達のご冥福を祈ります。
また明日だね。

121023.jpg

こんな日は誰かと一緒に時間を過ごしたい。
今日はたまたま仲間達とのご飯会がありました。
みんなはそんなつもりじゃなかっただろうけど、
私は助かりました。ありがとう。

category: 派遣中:2012年下半期

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INSPi Live

昨年の秋は、あっという間に葉っぱが落ちちゃいましたが、
今年は少し余裕のある秋が続いています。
昨年緑→茶だった木々の変化も、今年は緑→黄→茶な感じ。
いつも声楽を習っているキャラバンサライの前の道はこんな感じ。

aki.jpg


さて、久しぶりにタシケントで過ごしたこの週末。
2日続けて通ったのは、日本からやってきたINSPiのライブ。

日ウ外交関係樹立二十周年と、
ウズベキスタン・日本人材開発センター(日本センター)で
国際交流基金による新たな日本語コース「JF講座」が開設されたことを記念し、
日本センター、国際交流基金、日本大使館の共催で行われたライブ。

「この木なんの木 気になる木~」を歌ってるグループ
…と言われて、あ~あの曲ね~ぐらいの認識しかなかったという失礼なお話

土曜日にライブ、日曜日にワークショップに行ってきましたが、楽しかった~!!
MCはウズ語で頑張ってられて、ウズ人の好感度UP
オリジナルの曲をウズ語で歌ってられて、さらにウズ人の好感度UP
感情をストレートに表現するウズの方々の反応が面白かったです。

声だけで表現されてることに驚いてる人が多かったようで、
パーカッションとベースが人間業とは思えなかったのは、
いつも習ってる声楽の先生
今日のレッスンの時に「素晴らしい」を連発されてました

そして音楽って、垣根がなくてすごい力持ってるな~と思ったし、
日本語ってきれいな言葉だな~って感じた。
いや~すごく癒された時間だった~


そんな中で一番印象的だったのは、
東日本大震災に対する支援に関してのお礼をされてた時の姿。
感謝の心がひしひしと伝わってくる。

今でも、時々タクシーとか活動先で地震のことを聞かれることがある。
話が長くなるのが面倒で、
「まだ元通りではないけれど、もう大丈夫。」と答えてる自分がいるけど、
やっぱり、私の中であの震災は消化できてないな。

category: 派遣中:2012年下半期

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残り3か月

たいへんご無沙汰しておりました。
夕方~夜にかけて、ネットのスピードが全然出ず、イライラ
ネット接続諦めモードに入って、約1か月半。
この間、ブログに見向きもせず、何をやってたかと言いますと…

日本から来てくれたゲスト達と一緒に、世界遺産めぐり。
サマルカンド
Samar.jpg

ブハラ
Buxoro.jpg

ヒヴァ
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JOCV仲間達と一緒に、ウルゲンチでからまわり。
Janbaskala.jpg

最近、コツコツやってるのはスザニの刺繍。
Suzani.jpg


そんなこんなしながら、
これから先、どうしていくのかを考えたくなった。
普通に考えると、4月から働くわけで、
帰国後でも時間があるから、
焦って決めなきゃいけないわけでもなかったけど、
なんとなく常に頭をぐるぐる。

そして10月のある日、突然心が決まった。

ウズに来て、縁を感じる出会いがたくさんある。
出会うべくして、出会ったんだろうな~という素敵な瞬間がいくつもあった。
少し時空間がずれていれば、出会うはずなかった人、物、出来事。

活動期間残り3か月を切りました。
今しかないここでの時間を大切に過ごしていこう。

Ayazkala.jpg
暗闇の中、30秒間じっとしてくれたラクダに感謝

category: 派遣中:2012年下半期

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