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あくしぇるかの一日 inウズベキスタン

青年海外協力隊として首都タシケントで活動していた助産師のブログ

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こりゃ、難題

あ~ぁ、今月全然書いてない。
日がすぐ経っていっちゃいますね。
あれも、これも、とやること詰まってきてるのに…

昨日は、数少ないウズベキスタンの祝日。
憲法記念日でお休みだったので、部屋の掃除をして過ごしました。
ちょっと勉強できる環境に模様替え
…といっても、大して何も変わってないけど


今日は病院に行きましたが、相変わらずの雑用係。

超音波検査に連れていって!
血液検査のオーダーに行ってきて!
血液検体出してきて!
このカルテを○○病棟まで持っていってきて!
分娩室にいる産婦さんの血圧と脈拍測ってきて!
注射器とってきて!
オキシトシンを2アンプル、注射器に吸って!
点滴固定のテープを切って!
カストを消毒持っていくから、手伝って!
赤ちゃん用の体温計持ってきて!
この体温計を片付けてきて!
…こんなもんかな、頼まれたのは。何でもやりますよ!できることなら。

オキシトシンを筋肉注射して!とのドクターの申し出は無視しました。
注射はしないと決められているから。
ましてや、解剖学を完全無視した部位に、私は針をさすことはできません。
神経とかあるやん、そんなとこに刺していいん?怖すぎる。←秘かな心の声

今日は、週数の早い赤ちゃんが生まれたり(早産)、
逆子の赤ちゃんが生まれたり(骨盤位分娩)、
緊急で帝王切開があったり、
ちょっとイレギュラーな出産が多かった。
今週は一週間を通して、なんだか落ち着かない分娩室でございました。


さて、私の活動時間は14時までなんですが、
患者さん兼スタッフ向けに食事が出るので、
毎日、食べてから帰っています。

その食事時、分娩室の助産師長と一緒になりまして、
珍しく、こんな話になりました。(超意訳)

---------------------------------------
師長:ここの仕事はどう思う?

私:出産が多いから、忙しいですよね。
 日本で同じ位の病院だったら、助産師が5.6人一緒に働いてると思う。(*1)
 けど、ここは2人で見てるから、忙しいのはとても分かります。

師長:夜は、こっちでお産とって、あっちでお産とって、って
 バタバタなのよ。

私:なんで助産師少ないの?ウズに助産師が少ないの?

師長:助産師はいるけど、全体の人件費が少ないからたくさん雇ってもらえない。
 出産は無料で、会計での支払はないの。
 直接お金払ってくれてるけど、それもとっても少ないでしょ。(*2)
 だから、給料も安いし、人も少ないのよ。

私:なるほど!

師長:ところで。見ていて、誰がいい助産師で、誰が悪い助産師?

私:えっ、誰がって?みんないい助産師じゃないですか

師長:毎日見てるんだから、分かるでしょ!

私:えっ、忙しい中だし…ねぇ

師長:来週また聞くから、そのつもりで助産師を見ててね
---------------------------------------

話が、とんだ方向に向かったのは、気のせいですか
私の答えが何か災いをもたらすことはないですか


確かに気になること、気になる人はいますよ。
ウズでの助産師の力量を測るのは、多分分娩技術でしょうから、
その物差しで測るなら、みんな「いい」助産師だと思います。

私の物差しで測るなら、みんな「悪い」助産師かもしれない
分娩進行に関連する予測がない。
診断ができていない。
観察が不十分。
何か介入する時の声かけがない。
精神的ケアの視点が乏しい。
プライバシー保護の視点がない。
清潔不潔がなってない。
産痛緩和ケアがほとんどできていない。 など。

しかし、教育で習ってない視点はできなくて当たり前だし、
時間がなくて、できないだろうなぁと思うものもある。
何を基準に「いい」「悪い」を考えるのか。

こりゃ、難題
来週、師長が忘れててくれたらいいのにな~
いや、いっそのこと、苦言呈しちゃおうかしら
そのためには、今週末ロシア語の勉強しなきゃね



(*1)
私のいる病院には分娩セクションが2つあって、
年間約5000件の分娩件数があります。
今いる分娩Ⅰセクションは、
1月から今までで3500件程の分娩を扱っていて、
そんな病院、日本にないと思います。
だから、日本の助産師数、正確なものではありません。


(*2)
出産が終わると、家族が担当産科医師、小児科医師、助産師、助手に
お金を渡しています。
そして、誰からいくらもらったかを明確にして、集めてます。
その後、どこにそのお金が動いていくのかは、まだ不明。
(まだまだ、ロシア語の語彙がなくてね~)

category: 派遣中:2011年下半期

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