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あくしぇるかの一日 inウズベキスタン

青年海外協力隊として首都タシケントで活動していた助産師のブログ

生命

赤ちゃんがどういう状態で生まれてくるかを、
生まれてくる前に予測するための材料が少ない。
超音波検査はしてるけど、過不足なく見れているとは言い難い。
分娩監視装置はないから、刻々と変化する胎児状態を正確に判断できない。
トラウベで胎児心音を2.3秒聞いて「元気!」と、ドクターは言うけど、
何をどう聞いて元気と判断してるのかは分からない。

だから、生まれてくるまで、
赤ちゃんの「元気」を確実に判断することは難しい。
そう、これは今までの1年8か月の活動で見えていたこと。
その結果、何が起こり得るかはイメージできていたこと。
分かっていたこと…のはずだった。

でも、現実として目の前に予測もできなかった状況が突然現れると、
どう受け止めていいのかわからなくなる。

もちろん日本でも、いろんなケースをたくさん見てきた。
大学病院勤務が長かったから、何人もの赤ちゃんを見送った。
ウズに来てからも、数人の赤ちゃんを見送った。
でも、今日のは格別。
前後のエピソードを合わせてみても、私的にはあり得ない。

なんで、こうなってしまったんだろう。
どこかで何とかできる道はなかったんだろうか。
たとえなかったとしても、
もっといい形で見送ることはできなかったんだろうか。

そして、何もできなかった自分が嫌になる。
振り返ると、できたことがあるんじゃないかって思いが募ってくる。

今日はウズで活動を始めて、一番悲しい日。
でも、これがウズベキスタンの現実。

お母さん達の回復と赤ちゃん達のご冥福を祈ります。
また明日だね。

121023.jpg

こんな日は誰かと一緒に時間を過ごしたい。
今日はたまたま仲間達とのご飯会がありました。
みんなはそんなつもりじゃなかっただろうけど、
私は助かりました。ありがとう。
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category: 派遣中:2012年下半期

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