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あくしぇるかの一日 inウズベキスタン

青年海外協力隊として首都タシケントで活動していた助産師のブログ

お見通し

昨日の土曜日は、声楽の先生とその門下生な日本人達9名で、
歌のコンサートがありました。

120211.jpg

今年は、日本とウズの国交20周年ですから、
位置づけ的にそれ絡みのコンサートと題しまして、
弦楽四重奏と金管五重奏のゲスト奏者の方々も来て下さって、
豪華なコンサートとなりました。

歌の方はウズ語、イタリア語、ロシア語、日本語のアリアや歌曲を、
ソロだったり、デュエットだったり、合唱付きだったり、で歌いました。

歌の本番ではズボン禁止令が出てまして、
めったにというよりも、ほぼスカートを履くことがない私でも、
それなりの格好をしなくてはならなくて、
冬のこの寒い時期なのにも関わらず、
なぜだか衣装がノースリーブという怖ろしさ…寒かった~

歌の方は、間違えはしなかったものの、まだまだね~当たり前だけど。
でも、コンサートが終わった後、
「よかったわ」とわざわざ声をかけに来て下さったおばさまがおられて、
そこは、単純に嬉しかった~

しかし、諸事情で1曲歌い損ねてしまいました。
気合を入れて刀を抜いたのに、あれれ?みたいな、
この抜いた刀の矛先はどこへおさめたらいいの?みたいな、
肩すかしな気分で終わってしまいました。


翌日の今日は、なんだか釈然としない気持ちを引きずったまま、レッスン日。
レッスン会場が猛烈に寒いこともあり、
途中で集中力が尽きて、後半の歌練習ボロボロ。
歌詞読めない、音の動きが追えない、高音出ない…
いけないことだけど、途中でほぼ投げやり…
ダメダメモードのままレッスン、はい終了


そして、夕方からのオペラ「椿姫」を観に行こうと思ってたら、
ジョルジョ・ジェルモン役で出演の先生が
「劇場に行くなら、一緒に行こう」と誘って下さいました。
まだ開場まで時間あるから、劇場近くのカフェに行きますと伝えて、
ピアニストさんと一緒に、車に乗せていただきました。

途中、ピロシキ屋の前で停車。先生の本番前のエネルギー補給。
「ところで、何個食べる?」
…いや、だからカフェに行くって言いませんでしたっけ?
「4個にする? 2個にする?」
…話聞いてくれてます!?
「じゃぁ、4個」
…4個は無理、2個でお願いします

劇場到着。
「ほら、行くよ!」と連れていかれた先は、開場前の劇場の中。
…ん?いいんですか、入っても。

客席(劇場内で一番暖かい)でピロシキを御馳走になりまして、
「コーヒー飲みに行こう!」と連れていかれた先は、楽屋の中。
…ん?ほんとの本当に入っていいの!?

鏡のところに衣装が吊ってあったり、
既に衣装を着て準備している人がいたり、
そこここで、歌手の皆様が談笑されてます。

入口横でコーヒーを御馳走になりまして、
「じゃ、準備があるから、あとはピアニストに連れてってもらって」と、
先生は颯爽と楽屋奥に向かう廊下に消えて行かれました。

ロビーでは、開場ぎりぎりまで合唱の皆様が合わせ練習中。
そっか!
それで、ロビーのいろんなところにピアノがあるのね、と納得です。


今日の「椿姫」は、本当に素晴らしかった。

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聖チェチーリア国立音楽アカデミーの教授で、
作曲家で、ベッリーニ国際オペラフェスティバル指揮者の、
マウリツィオ・チャンピさんがイタリアから来ウズされての公演。

まずオーケストラが、いつもと段違いに整ってて、
豊かな音楽性でヴェルディの世界を表現していく。
そしてそんな音楽にのって、歌手の皆様は文字通り熱演。
声のいい人ばかりが揃っていて、穴がなかったことも相まって、
こんなに変わるのかと驚きました
やっぱり指揮者の力って、いろんな面で偉大です。


そして、舞台裏を少し覗かせてもらってワクワクした上に、
とても素晴らしいオペラを見ることができて、
私の心はなんだかすっきり晴れやか。

きっと先生は、
昨日からの落とし所のない私の気持ちをお見通しだったに違いない。

ほめ上手でその気にさせる言葉を持つ先生と出会えたおかげで、
歌がこんなに楽しいもんだって知ることができた気がする。
人前で歌うなんて嫌で仕方なかったんだけどね~日本では。
もっと上手くなりたいね。
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category: 派遣中:2012年上半期

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