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あくしぇるかの一日 inウズベキスタン

青年海外協力隊として首都タシケントで活動していた助産師のブログ

配属先のこと

活動について今までほとんど書いてきませんでしたが、
書いてもいいかなぁと思えるようになってきたので、
これからぼちぼち活動ネタを書いていきたいと思います。

ということで、まずは配属先紹介。

ウズベキスタンでは、各地区にポリクリニカ(家庭診療所)があって、
そこで家族単位をベースに1個人ごとに健康管理されています。
妊娠をすると、まずそのポリクリニカで定期健診を行いますが、
出産は、病院に集約されているようです。
その出産病院の一つが私の配属先です。
通称Первый раддом(第一産科病院)と呼ばれています。

診療所から市立病院として1996年に創立された
UNICEF認定のBaby Friendly Hospital(BFH)。
9つの病棟があり、妊娠期・分娩・集中治療室・産褥期・婦人科の入院病棟の他、
受付・検査室・消毒滅菌室・相談室・外来を持つ産婦人科の単科病院です。
ベッド数245床(産科病棟170床)、医師約100名、助産師約60名、看護師約60名。
そして、2009年の分娩件数約5000件!

ウズベキスタンでは、
Baby Friendly Hospital Initiative(赤ちゃんにやさしい病院運動)が
スムーズに広がっているようで、
2002年頃には2施設しかなかったBFHが、
2010年4月のUNICEF資料
≪Consolidated Report of Six-Country Review of Breastfeeding Programmes≫によると、
病院102施設(全体の31%)と、ポリクリニカ76施設(2%)に増えています。

今は、出産後の母子同室病棟にいます。
毎日、次亜塩素酸で床の拭き掃除がされていて、
退院して部屋が空くと、部屋全体をがっちり掃除。
順番に部屋が空くように病室管理がされてるので、
1週間に1回はがっちり掃除をしているような感じです。
だから、とてもキレイで、清潔感があります。

さて、病室の中は…空き部屋がこんな感じ。
110505-3.jpg


こんなもの(その1)とか、
110505.jpg

こんなもの(その2)とかが貼ってあります。
110505-2.jpg


こんなもの(その1)は、BFHIの基本になる
「母乳育児成功のための10か条」のこの病院バージョンウズ語版。
ウズ語版しかないんで、文章の中身は1~2割しか読めません。
だけど、絵と知ってる単語を紡ぐと、間違いなく10か条。

こんなもの(その2)は、UNICEFのBFHI資料の中から、
ご存じの方もおられると思われるイラスト。
授乳をする時に、赤ちゃんがこんなふうにおっぱいをすえていたら、
適切にくわえることが出来てますよ~の図です。

スタッフがお母さん達にどんな指導をしているのか、
私には聞きとることができないので、
その結果が表れる母親の授乳を観察させてもらってました。
要は、お母さん達のベッドサイドに、
小学校1年生レベルのロシア語と、2歳児レベルのウズ語でアタック!

その中で、見えてきたこと。
痛みを我慢しながら授乳している人の多いこと!
吸わせる時に赤ちゃんの口におっぱいを押しこむのを、
赤ちゃんが吸いこむように吸うので、当然先だけしか吸えない。
吸わせ方に改善の余地がありますね。

ただ、多くの母親が添え乳(横になったままの授乳)をしてて、
それは身体の疲れをとるためにもいい方法だなと思っています。

もっと心地よい母乳育児が当たり前になったらいいな。
そして、そのためのお手伝いができたらいいな。
そんなことを漠然と思っているところです。


さて、明日から産後病棟から、どこか(笑)へ異動します。
何を活動として進めていこうかなぁと考えていた半月前のある日、
「来月から違う病棟に行ってもらうことにしてるから」と
「Роддомは、産後も分娩も……も見ないと全部じゃないから」
……部分聞き取れず、よって行き先分からず。行ってみてのお楽しみ


すぐに成果を求めないでいただけるその姿勢に、感謝です。
でも。そんな計画があるなら、最初に言って~

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category: 派遣中:2011年上半期

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